UVケア・紫外線対策の大切さについて エポカル

UVケア の大切さ

皮膚の断面図 画像 エポカル
UVケアに対する関心は日本でも少しずつ高まってきているように感じます。
北極や南極で起こっている「オゾン層破壊」による紫外線増加といった環境問題としての関心だけでなく、紫外線の浴びすぎによる健康への影響についても同じように関心の高さを感じます。 ※オゾンホール
さらに、育児をする方々の子供のUVケアに関するお悩みや、関心は特に高く、育児雑誌やマスコミなどで健康な肌の保護や、予防といったことが近年多く取り上げられていることが原因だと思います。
紫外線の浴びすぎは、日焼け、しわ、シミ等の原因となるだけでなく、長年紫外線を浴び
続けることによる蓄積によって、時には良性、悪性の腫瘍や白内障等を引き起こすことがあることがよく知られています。
しかし、紫外線は悪い影響ばかりではなく、良い面もあることをご存じでしょうか?
カルシウム代謝に重要な役割を果たす「ビタミンD※」を皮膚で合成する手助けもします。
ただし、これは、夏の昼ごろ手の甲に15分ほどの日光浴で十分なほどです。
最適な紫外線量には、人種差・個人差・スキンタイプ差がありますが、正しい知識を持ち、紫外線の浴びすぎに注意し、上手なUVケアをしながら太陽と仲良く過ごしてほしいと思っています。

特にお子さんのUVケアは、とても難しいもの。
紫外線が強い季節というのは、特に暑い季節に重なっています。
大人なら、ガマンということができますが、我慢ができない子供にどうやってUVケアをするべきかで、エポカルには、よくお問い合わせがあります。
少しでもUVカット率の高いウエアや帽子、そしてグッズを、さらに少しでも使いやすく過ごしやすい肌触りの良い製品をと、企画室では、日々より良い素材を探し続けています。

くもりの日のUVケア

紫外線対策 曇りのケア

くもりの日・・・薄い雲ではUV-Bの80%以上が透過し、屋外では太陽から直接届く紫外線量と空気中で散乱して届く紫外線量がほぼ同じだということをご存知でしょうか?
地表面の種類によって、紫外線の反射率は大きく異なります。
たとえば、新雪は80%、砂浜は10 ~25 %、コンクリート・アスファルトは10%、水面は10 ~20%、草地・芝生、土面は10%以下。

さらに山登りをしたい、高地でお住まいの方々もいらっしゃるとおみますが、標高が1000 m上昇するごとにUV-Bは10 ?12 %増加します。

    曇りの日のUVケア

 

家の中でもUVは降り注ぐ

外出時のUVケア エポカル

家の中にいれば大丈夫!って思いますよね!?
建物の中では屋外の10%以下の紫外線が降り注いでいます。ガラスの窓を閉めておいても、A波は通り抜けています。さらに、紫外線は、空気中のちりやほこり、家の壁などにも乱反射して、降り注いでくるのです。

 

UVカット帽子・UVカットサングラスの着用

UVカット帽子の着用をすることによって、20%以上顔に当たるUVは減少します。つばの長さや、UVカット率、カラーなどにもよりそのカット率は、違います。UV素材の製品を選ぶとより効果的です。

UVカット機能を持った眼鏡やサングラスの着用では、約90%以上のUVをカットでいます。(一般に、ガラスの眼鏡はUV-Bをカットしますが、プラスチックの眼鏡の
場合は“UVカット”表示のあるものを選びましょう。また、正面からだけではなく横からのばく露もあるので、顔の形に合った眼鏡やサングラスを選びましょう)

 

 

ビタミンDは、骨の形成に関与

骨は骨芽細胞による骨組織の形成と破骨細胞による骨組織破壊(骨吸収)により一定の骨量が維持されています。活性型ビタミンDは破骨細胞の活性化による骨塩動因作用(骨吸収)の促進により骨の破壊に関与することで骨リモデリング(骨の破壊と再構築)を正常に維持するよう働きます。

ビタミンDは骨の主要成分であるカルシウムの吸収促進と骨リモデリングに必要な栄養素であるため、不足すると乳児・幼児・小児などの成長期において「くる病」を引き起こします。くる病とは骨が軟化して脊椎や四肢骨の湾曲や変形がおこる病気です。骨格形成が完了した成人以降では骨軟化症を引き起こし、閉経後の女性や高齢者で、ビタミンD不足が長期間に渡ると骨粗鬆症のリスクが高まります。

 

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