立命館大学歴史都市防災研究所で制帽展示

株式会社ピーカブーの簡易ヘルメット入りUV対策制帽は、立命館大学歴史都市防災研究所の実践的な防災製品として、「歴史都市防災研究所に関わる関連企業等の防災への取り組みの企画」に展示されました。

立命館大学歴史都市防災対策

歴史都市防災研究所とは

文化遺産や歴史都市のオリジナリティを守りつつ、次世代へと継承していくためには、防災・減災のための技術や知識をコミュニティ全体に根付かせ、それを文化にまで高めていく知の創出が不可欠です。

歴史都市防災研究所では、従来、文化遺産防災、あるいは歴史都市防災という研究課題の下で別々に進められてきた人文社会と理工学の学問分野を連携・融合させることで、新たな研究テーマに取り組んでおり、アーカイブ等の情報技術を駆使する立命館大学アート・リサーチセンターとも共同しつつ、国内外の人材と研究プロジェクトが集うプラットフォームを構築している研究所です。

展示の様子

同研究所にある企画展示室では、常に文化遺産の危機管理に関する展示が行われており、今回は関連企業における防災への取り組みが紹介されました。

京都は、特に防災に力を入れなくてはいけない場所であり、また気候的にも夏の暑さ、冬の寒さの厳しさなども含め、防災の観点から見ても、簡易ヘルメット入りのUVカット制帽に興味をお持ちいただき、展示をしていただけました。

児童だけで登下校するカルチャーである日本の小学生の、災害時の怪我を最小限にする簡易ヘルメット入りのUVカット制帽は必要なアイテムだと考えます。
さらに、帽子の機能性である、紫外線対策、熱中症対策、さらに災害に備えた「連絡」を取れるための機能性、6年間使えるための機能など総合して研究所にご評価いただき、感謝しております。

防災を考える市町村、小学校にご注目いただき、子供たちの健康と安全のためにこの制帽を採用していただければと思っております。

歴史都市防災研究所展示の様子

簡易ヘルメット入りUV対策制帽と防災

警察庁が平成30年（2018年）～令和4年（2022年）に起きた交通事故を分析したところ、歩行中の小学生の死者・重傷者はこの5年間で2,185人に上ります。
子どもの事故や災害でけがなどに合う機会が多いのは、通学時と夕方。
小学校に上がるときに必ず用意する防災頭巾がありますが、この防災頭巾は学校においておくものであり、通学時には使用できません。

現在多くの学校で通学帽子を被って登校はしていますが、役割の多くは学区を見分けるためのもの。
帽子本来の目的である、紫外線対策、暑さ対策、更に安全対策を合わせた通学帽子こそ、児童の安全を意識した帽子と言えます。今回開発された“簡易ヘルメット入りUV対策制帽”は、ヘルメットだけではなく、帽子の中にGPSや連絡先を入れることのできるポケットなどがついており、様々な安全対策機能を持たせた制帽です。

画期的なUVカット校帽児童に安全・けがを最小限にできる簡易ヘルメット入り熱中症対策・紫外線対策も

立命館大学歴史都市防災研究所展示コーナー詳細

日　程	2024年1月29日（月）～4月26日（金）
場　所	立命館大学歴史都市防災研究所　MAP
関連リンク	「歴史都市防災研究所に関わる関連企業等の防災への取り組み」