熱中症対策6か条(紫外線×熱中症読本)

熱中症対策6か条(紫外線×熱中症読本)

1.暑さに負けない体づくりをしよう

2.外出には帽子や日傘を持とう

3.日かげを探そう

4.外出時間を考えよう

5.こまめに水分補給をしよう

6.室内環境に気をつけよう

 

紫外線対策・熱中症対策読本より

 

1.暑さに負けない体づくりをしよう

バランスの良い食事

3食の食事と、適切な水分をとりましょう。
夏場は食が進まないこともあるので、1回の食事量を少なくし、3食+補食(間食・おやつ)のように
回数を増やすのもよいでしょう。

十分な睡眠・休息

夏の夜は湿度もあり、寝苦しく、十分な休息がとれないことも少なくありません。
睡眠環境が悪いと、疲労が蓄積され熱中症の原因になります。

夜も扇風機や冷房器具を活用したり、アイスノンを使ったりするなど、
睡眠環境にも留意しましょう。

 

2.外出には帽子や日傘を持とう

帽子や日傘は、持ち歩く日かげです。
真夏では、日なたと日かげの温度差が20度近くになるところもあります。

紫外線対策も同時にできる帽子や日傘は、外出の際の必需品として
お子さまに習慣づけるのがよいでしょう。

帽子は暑いと思われがちですが、UVカット素材の帽子では
素材の性質上、熱を散乱させる効果もあるため、帽子の表面温度と内部の温度では
変わってきます。

帽子や日傘を選ぶときには、状況に合わせた適切なものを選ぶことが大切です。

 

3.お出かけの時間を考えよう

夏の最高気温をみてみると、太陽が一番高い位置にある(だいたいお昼)頃から
1~3時間後に指し示します。
地熱としてためられているので、時間差が出るのでしょう。

そう考えると、日中とても気温が上がる時間帯は
12時台~15時前後が多いと言えそうです。

この時間の外出は、特に気をつけましょう。
スポーツなどには、適さない時間帯であることがわかりますね。

 

4.日かげを探そう

項目2でも述べたように、夏場の日なたと日かげの温度差は、20度近くになることがあります。
かしこく夏を乗り切るために、日かげ探しはとても大切です。

 

5.こまめな水分補給をしよう

水分は、散歩や軽いウォーキング程度ならお茶や水でもよいですが、
スポーツを行う際は、塩分・糖分を補える飲料水がよいでしょう。

≪手作り補水液の作り方≫

・水・・・1リットル
・塩・・・小さじ1/2(3g)
・砂糖・・・大さじ4と1/2(40g)

これらをしっかり溶けるまで混ぜれば完成です。
砂糖は、少なめにするなど加減してもよいでしょう。
塩分は入れすぎないように気をつけてください。

その日のうちに使い切り、次の日に持ち越さないようにしましょう。

睡眠中も汗をかきますので、目が覚めた時に一口二口飲めるように
置いておくのもよいでしょう。

夜間に飲むものでは、塩分糖分ともに、上記の半分以下の量(糖分は省いてもよい)でよいでしょう。

 

6.室内環境に気をつけよう

室内でも油断はできません。
熱中症発生率の約40%は屋内で起こっています。
夜間の発生率は、約10%といわれており、小児から高齢者まで、夜間や早朝にも
熱中症は発生しています。

室内でも、暑さを我慢せずに扇風機や冷房器具を利用しましょう。
枕のかわりに、アイスノンを利用するのもおすすめです。

寝ている間にも汗をかき、体内水分は失われていますので
目が覚めた時に少し飲めるように、飲み物を用意してお休みになるのも良いでしょう。

 

 

参照

熱中症環境保健マニュアル2018

熱中症ゼロへ

平成30年度熱中症対策シンポジウム

 

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