アトピー性皮膚炎と紫外線対策

アトピーのお子さんについて

エポカルはアトピーの我が子のための紫外線対策から始まったブランドです。
紫外線は、ダメージを負った肌に刺激物となります。
また、傷などは紫外線に当たることで、痕が残ってしまうのです。

スタッフ井関の子供もアトピーです。
赤ちゃんの時は、いつも壁に背中を擦り付け、耳切れを起こしていました。
体が温まると痒さが出るようで、3歳くらいまで夜泣きをしていました。

関節の内側は、真っ赤でボロボロ…

ステロイドは、治ってもすぐ発症するので、やめられず、途中で別の薬に変えてみたり…

真っ黒な炭のクリームを塗ったこともありました。
肌は落ち着くのですが、黒いのがついてしまうので、可愛い色のお洋服は着れません。

アトピーの大変なところは、様々な情報があるためにどうして良いのかわからなくなります。
一目でわかるので、色々な方からこれがいいよというお話をいただきます。

肌の保湿をしっかりする、肌触りの良い素材を選ぶ、選択のすすぎを1回多くする、柔軟剤はいれない、白い砂糖はミネラル豊富な茶色にした方が良い、添加物の多いお菓子は避ける、海の風に当たると良い、竹酢液のお風呂が良い、などなど、いろんな方からアドバイスでできそうなことを実行していきました。

 

特にステロイドについては賛否両論であり、これはお医者様にも色々なお考えがあります。

私もステロイドで大変だった方が周りに多く、ひと時ステロイドを避けていたのでですが、ひどくなってこれは押さえないとと思い、お医者様にかかったら“ステロイド避けてるならうちに来るな”と言われたこともあります。

今ならもう少しうまく病院にかかれる気がしますが、周りの声に振り回されていたころは、どうしていいかわからなくなりました。
ネットで検索などしようものならさらに瞑想・・・

アトピーとはうまく付き合う

当時はアトピーは治らないと言われていたので、こうなったらうまく付き合うしかない!と考えを変えました。

年齢が上がるにつれ、本人の自覚も生まれてきて、アトピーが悪くなる時期がわかってきました。
ダンスを習っていたのですが、ダンスの発表会前と春のクラス替えシーズン、友達との関係が悪くなったときに特に悪くなります。
つまり、ストレスがかかると肌を掻くことが増えるのです。

でも、踊るのが大好きな娘は、ダンスは辞めないと言い張り、その日は肌に悪いことも分かっていましたが、ドーランを全身に塗ってもらいました。
結局、ストレスが原因なんだから、笑って暮らせる生活にしよう!と思い、

・保湿
・生活リズムを大切にする
・素材を活かしたご飯を作る

を中心に、親子で無理のない生活をすることにしました。
少しは落ち着いた時期が長くなり、それでも悪くなったら早めに皮膚科へいってステロイドをいただき、短期間で押さえます。

さらに大きくなると、自分で薬を選んで調整するようになりました。
一番きつかったのは、受験シーズンです。
ステロイドで抑えても、すぐまたボロボロになりますが、肌を気にすることでかえってストレスになると思い、今は仕方ない‼️後でお肌は回復させよう‼️と親子で気持ちを切り替えました。

今は社会人をしている娘ですが、相性の良い先生に巡り会えたことで、だいぶ良くなりました。
化粧品などは、色々なものを試し、肌トラブルのない物を探しながら使っています。
皮膚科の先生曰く、アトピーの人は気を遣いやすいタイプ、アトピーを治すことも必死になりすぎるので、じっくり付き合うつもりで、のんびり治療した方が良いとのことでした。

アトピーと紫外線の関係

私は、アトピーには紫外線対策も大切と思っています。

日焼けするとアトピーが悪化するというより、紫外線が肌の表面にダメージを与え、肌のバリア機能を落とすことがよくないと思っています。
そして、アトピーの大敵は乾燥。日焼けはやけどと同じなので、乾燥がどんどん進んでしまいます。
一番実感しているのは、お肌に掻き傷が絶えずついているため、日差しにあたることで、傷が残ってしまいます。
傷に紫外線があたることで色素沈着が起こっています。

アトピーの紫外線対策としては、きつい日焼け止めは、塗っているときも刺激物であり、落とすために石鹸を何度も使うと必要な肌の油分まで落ちてしまい、肌にストレスを与えるので、できればお洋服で影を作って紫外線対策をし、出ているところだけ弱い日焼け止めを塗るように意識しています。
肌触りの良いUVカットウエア、張りがあり肌から離れるUVカットウエアはとても使い勝手が良いようです。

特におすすめは、夏の熱い時期汗でも痒くなるので、通気性の良いサンブロックUVメッシュパーカーは、風通しもよく、張りがあるので肌に密着しないので着心地がよいようです。

ただ、紫外線はアトピーにとってメリットもあります。
アトピー治療の中に、紫外線治療、光線治療というものがあり、光源ランプを用いて患部に直接紫外線を照射して治療します。
これは、ただ日焼けをするというのではなく、治療の一つですので、お医者様の判断で行ってもらいましょう。

お子さんのすべすべ肌をできるだけキープしたいですね。
アトピー対策だけではなく、お子様の肌健康を守るために保湿と紫外線対策を忘れずに!

 

スタッフ 井関

 

 

 

 


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