
赤ちゃんの肌を未来へ守るために
~もくれんハウスで開催「ママと赤ちゃんの紫外線対策講座」レポート~
春から初夏へと移り変わるこの季節、陽射しの強さに戸惑いながら、赤ちゃんとのお出かけに不安を感じているママたちも多いのではないでしょうか。
そんな中、先日和光市の子育て支援施設「もくれんハウス」にて、先輩ママの持ち込み企画として「赤ちゃんとママの紫外線対策講座」を開催させていただきました。本講座は、私自身の子育て経験と、日々赤ちゃんと向き合う中で感じてきた“肌を守ること”の大切さを、次の世代のママたちに伝えたいという想いから生まれた、持ち込み型の企画です。
「もくれんハウス」という場所の温かさ
会場となった「もくれんハウス」は、地域の子育て家庭が自由に立ち寄り、安心して過ごせる居場所として長年親しまれている場所です。妊娠中の方(プレママ)から、育児真っ最中のママまで、さまざまな方が訪れ、おしゃべりをしたり、情報交換をしたり、ほんの少しホッとする時間を持つことができます。
講座の反響とママたちの関心の高さ
講座の告知後すぐに多くのお申込みをいただき、あっという間に満席となっただけでなく、キャンセル待ちまで出るほどの反響をいただきました。それだけ「赤ちゃんと紫外線」というテーマが、日常のなかでママたちの大きな関心事であることを、改めて実感しました。
当日は0歳〜1歳前のお子さんを連れたママたちが多数ご参加くださり、会場はまるで小さな親子のサロンのような和やかな雰囲気に包まれていました。ママたちは赤ちゃんを抱っこしながら、あるいは隣に寝かせながら、真剣な表情で耳を傾けてくださり、少し前の自分の子育てを思い出しました。
株式会社ピーカブーは、わが子の紫外線対策のために作られた企業です。
スタッフは子育て経験のある母親ばかり。自分の子どもに着せたいと思う製品作りをベースに、母親目線を大切に製品開発を行っています。
紫外線対策の基本と、ママたちのリアルな声
講座の前半では、紫外線が赤ちゃんの肌に与える影響、特に生後間もない時期の肌の特徴や、将来的な肌トラブルへのリスクなどについて、専門的な知見と自らの育児経験を交えながらお話しました。
・紫外線とは何か?
・赤ちゃんの日焼け対策は必要?
・お母さんの日焼け対策 など
こうした内容に、参加者の皆さんは大きくうなずきながら、熱心にメモを取ってくださっていました。
後半は座談会形式で、不安や疑問を共有
講座の後半では、参加者の皆さんから寄せられた質問をもとに、座談会形式での意見交換へと移行しました。
マイクや壇上ではなく、輪になって話し合う形式にすることで、より一人ひとりが気軽に話せる雰囲気を心がけました。
印象的だった質問は以下のようなものです:
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「赤ちゃんが帽子を嫌がってすぐ脱いでしまうとき、どうしたらいい?」
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「日焼け止めしちゃったらどうしたらいい?」
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「ママ自身の紫外線対策って、どこまでやればいいの?」
どれも実生活のなかで感じる、切実で具体的な疑問ばかり。私自身の育児体験や、参加者同士のアイディアを交えながら、それぞれに丁寧にお答えしていきました。
赤ちゃんたちの存在が生む、やさしい時間
座談会の最中も、ママたちの膝の上や、真ん中に敷かれたマットの上では、6ヶ月~9ヶ月の赤ちゃんたちがごろんと横になって、自由に過ごしていました。泣き声が聞こえたり、寝返りを打ったり、ママの話に反応するように声を出したり――そんな赤ちゃんたちの姿が、空間に自然な笑顔と安心感をもたらしてくれました。
思い返せば、私も数年前は同じように、どうしたらわが子を守れるのかを手探りで探していたひとりのママでした。だからこそ、今回の講座に来てくださった方々が、「わからないことを誰かに聞ける」「同じように悩んでいる人がいる」と実感してもらえたことが、何よりの成果だと感じています。
情報の共有だけでなく、心の安心を届けたい
育児中は、スマートフォンで情報を得ることは簡単になった一方で、誰かと顔を合わせて話す機会が減ってしまったと感じることも少なくありません。
「この気持ち、誰かに聞いてもらいたい」
「他のママたちはどうしているの?」
そんな想いを抱えながら、日々赤ちゃんと向き合っているママにとって“顔を合わせて話せる場”は、情報以上の価値があるのではないでしょうか。
講座終了後には、「とても勉強になった」「自分だけじゃないと知れて安心した」「またこういう会があれば参加したい」といった声を多数いただき、開催者として心からうれしく思いました。
今後に向けて
今後も、こうしたママ同士のつながりを深めるような講座やワークショップを継続的に企画していけたらと考えています。紫外線対策以外にも、食事や睡眠、メンタルケアなど、子育てにはさまざまな“ちょっと聞きたい”テーマがありますよね。
最後に、ご参加くださったすべてのママと赤ちゃんたちに、心よりの感謝を申し上げます。そして、もくれんハウスのスタッフの皆様、開催にご協力いただいた皆様にも、この場を借りて御礼申し上げます。
小さな命と、それを大切に育てるお母さんたちの毎日が、少しでも穏やかで前向きなものになりますように。
スタッフ 井関
着るだけでUVケアする安心なウェア:エポカル