秋冬のお出かけに必要な紫外線対策 株式会社ピーカブー
秋冬に必要な紫外線対策
山の紅葉のきれいな季節になってきましたね。
味覚狩り、紅葉狩り、ハイキングと外に出る機会の増えるこの季節は、夏の強い日差しも落ち着き、気軽にお出かけと思っていませんか?
実は、春や秋は意外とうっかり日焼けの多い季節なのです。
秋こそ紫外線対策を!
夏の日差しより優しくなった気がしますが、実は #うっかり日焼け をしやすいのがこの季節です。夏には夏の、秋には秋の日焼け対策があるのをご存じですか?
夏は日差しが強いので、意識して帽子を被り、UVクリームを塗ります。それに比べて春や秋は、紫外線対策をあまり意識せず、長袖を着て家を出るから大丈夫と思いがちですが、途中で暑くなって脱いでしまったり、そもそも帽子や日傘を使おうと思わなくなっていませんか?
春や秋の日差しは、紫外線量こそ少し減りますが、空気がきれいになったため、鋭くなっていると感じています。
また、太陽高度が低くなることで、日差しが横からさしてきて、傘や帽子のつばでは覆いきれず、顔の下半分やデコルテが日にさらされてしまいがち。さらに、特に最近はマスク必須のため、帽子を被らなければ、目の周りだけ日焼けしてしまいます。
帽子は深くかぶれるつばの長いものを選びべば、お顔をしっかり守ってくれます。サングラスも有効です。日傘をよく使われる方は、夏より日が低くなっているので、少し短く持っていただき、頭全体に影ができているか気を付けてみてください同時に、紫外線を受けるお肌も、夏の疲れが出やすい季節。保湿をしっかりしてお肌のアフターフォローも大切にしましょう。
冬のスポーツもしっかり対策を!
これから特に気を付けたいのが、雪の上のウィンタースポーツ
雪焼けというように、上からの日差しと、雪に反射した日差しをダブルで受けることになる冬の日焼けは、お肌だけではなく、目への刺激&影響が強いのも特徴です。
冬によく聞かれる“雪目”という目の病気「雪眼炎」は、ウインタースポーツなど雪に囲まれた場所で過ごした後、雪からの日光、紫外線の反射により、一時的にものが見えにくくなったり、かすんで見えたりする場合が多く、ひどい時は痛みも伴う目の日焼けのようなものです。
雪のある所に出かけるときは、サングラスやゴーグルをかけてお出かけください。症状がある場合は、曇りの日でも紫外線はあるので、症状が出ている間は目を休ませてあげましょう。
また、紫外線は視力低下を引き起こす「白内障」や「翼状片」、「瞼裂斑」の原因となると考えられています。
いつまでも、すこやかなお肌、クリアな視界を守るために日々の対策から始めませんか?
日本でも皮膚がんのリスクはゼロではありません。
紫外線が世界一強いオーストラリアでは、皮膚がんはメジャーな病気で、3人に2人が皮膚がんになるとのこと。日本では、そこまで多くはなく、10万人あたり1.5~2人くらいと言われ、年間1500人~2000人くらい発生していると推測されています。
ただ、社会全体の高齢化もあって、皮膚悪性腫瘍の発生数は年々増加しており、一般的に60歳以上の高齢者での発生が多く、若年での発生は極めて少ないのですが、絶対に発生しないということはありません。(皮膚科学会 皮膚Q&Aより)
また、エポカルには、紫外線や日光のアレルギーについてのお問い合わせも多く、以前は中高年の方から多くいただいていましたが、最近は若い方も多くいらっしゃいます。
日差しが強くなったのか、肌がデリケートになってきているのかはわかりませんが、いずれにせよ、WHOが言っている『18歳までに人生の半分の日焼けをする』ことを意識して、小さい頃から上手な紫外線対策を求められています。
日焼けは日々の積み重ね、気が付いた時には手遅れということも・・・
紫外線は一年中届いていることをお忘れなく
株式会社ピーカブー
井関典子