
近赤外線 対策 知っておいてください
近赤外線のメリット・デメリットと最新の対策技術
私たちの日常生活で常に接している太陽光。その中には、紫外線だけでなく、近赤外線(NIR:Near-Infrared Radiation)も含まれています。今回は、この近赤外線について詳しく解説し、その影響と最新の対策についてお伝えします。
近赤外線とは?
近赤外線は、波長が700〜2500nmの電磁波で、可視光線よりも長い波長を持っています。太陽光に含まれる光のエネルギーのうち、約50%が近赤外線であり、私たちの皮膚に深く浸透する特徴があります。
太陽光に約42%も含まれている
「近赤外線」に要注意。
「紫外線(UV)」対策をうたった商品は、世の中に数多くあふれています。しかし太陽光に含まれている紫外線の割合は、わずか6%に過ぎません。
一方、「近赤外線(NIR)」は、太陽光のうち実に約42%もの割合を占めています。そして近年の研究により、この近赤外線までもが、私たちの肌に悪影響を及ぼしていることがわかってきました。
[東海大学 : 名誉教授 佐々木政子]
紫外線は、波長の長さによってUVBやUVAに分けられます。また、赤外線も波長の長さによって遠・中・近に分けられますが、地上に届く太陽光に含まれる赤外線はほとんどが近赤外線です。
人体への悪影響
近赤外線による主な悪影響には以下のようなものがあります:
- 光老化の促進
- コラーゲンの変性や分解を促進
- シワやたるみの原因に
- メラニン生成の活性化による色素沈着
- 熱ストレス
- 体温上昇による疲労感
- 脱水症状のリスク増加
- 熱中症の危険性
- 酸化ストレス
- 活性酸素の生成促進
- 細胞の損傷
- 炎症反応の誘発
近赤外線は肌の奥まで届き、
「光老化」を進行させます。
近赤外線は紫外線よりも波長が長く、肌の奥深くまで届きます。さらに近赤外線は熱を帯びているため、肌の組織にダメージを与え、シワやたるみを引き起こします。これが「光老化」。
肌が太陽にさらされた時のジリジリ感は、近赤外線の熱によるものです。それと同じことが、肌の内部でも起こっているのです。
人体への良い影響
一方で、適度な近赤外線には以下のような利点もあります:
- 血行促進効果
- 血流を改善
- 新陳代謝を活発化
- むくみの解消
- 治癒促進効果
- 組織の修復を促進
- 炎症の緩和
- 傷の治りを早める
- リラックス効果
- 筋肉の緊張をほぐす
- 心身のリラックスを促進
- 疲労回復を助ける
エポカルブランドの革新的な対策
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000082.000024589.html
児童のための体操服を日本で初めて「近赤外線対策&紫外線対策」として制作!
和光市立白子小学校
エポカルブランドは、従来のUVカット機能に加えて、NIRカット機能を備えた画期的な製品を採用しました。
この技術には以下のような特徴があります:
まとう熱疲労対策®の特徴
- 効果的な近赤外線カット
- 有害な近赤外線を選択的にカット
- 必要な近赤外線は適度に透過
- 光老化の予防に効果的
- 快適な着用感
- 蒸れにくい素材設計
- 軽量で動きやすい
- 日常生活での使用に最適
- UVカットとの相乗効果
- 紫外線からの保護
- トータルな光老化対策
- 肌への負担を総合的に軽減
まとめ
近赤外線は私たちの健康に両面性を持つ存在です。その特性を理解し、適切な対策を講じることが重要です。エポカルブランドの製品は、最新の技術を活用して、近赤外線による悪影響から私たちを守りながら、必要な恩恵は受けられるよう設計されています。
日々の生活の中で、近赤外線対策を意識することで、より健康的で快適な生活を送ることができるでしょう。
エポカル企画室
松成紀公子