紫外線講座 光を見てみよう!
可視光線を見てみよう
先日の紫外線講座は2部制でした。
午前の部では帽子の分解をし、午後の部では光をみよう!という内容でした。
紫外線は光の中の一つです。
太陽の光は何色に見えますか?
光は何色あるでしょう?
そんなお話から始まった講座ですが、太陽の光が人や植物にどのような影響を与えるのかを、実際に光を遮って育てた茄子で観察し、光が植物に色を付けていることがわかりました。
一部ホイルから光が入ってしまったら、あっという間に紫に・・・
でも、上の方はやはり白い茄子になりました。
そして、分光器を作って、7色の太陽の光を見ました。
光についてと分光器の作り方は、こちらのページからご覧ください。
光は七色と言っても、グラデーションなので、きちんと分かれているわけではないことも分かりました。
紫外線を当てて色を見てみよう
分光器で7色の可視光線を見た後は、眼に見えない紫外線を見てみたい。
そこで、大きなブラックボックスに入ってもらい、UVライトを色々なものにあててみました。
人間の目では見えない紫外線ですが、反射すると意外な色が見えてきます。
お菓子作りに使うチョコスプレーは色によってかなり光るものがありますが、着色料が反射しています。
ジェノベーゼは、緑の葉っぱが赤く光っていました。ブラックボックスの内と外で一番色が変わりました。
蛍光漂白剤の入った石鹸は一番光が強く、洗濯を繰り返すことで白くなる原因です。
他にも、パインアメやバナナ、蛍光ペンやアーモンドなど・・・
色々なものにUVライトを当ててみて、その変化を見ました。
何故可視光よりも強く光ったり、色が代わったりするのでしょう?
その理屈は、また別のブログでご紹介します。
みなさんも、UVライトで色々なものを照らしてみてください。
最後に紫外線を遮る防護服をみんなで試着しました
紫外線の反射を見た後は、紫外線をしっかりカットするファン付UV防護服をみんなで試着しました。
まずは、ファンを付けずに着用し、外で軽く運動をして少し汗をかいてもらい、その後、ファンを回してみたら・・・
予想以上に涼しくなり、みんなびっくりしています。
皆さんに防護服を着ていただいたのは、一人でも多くの方にファン付UV防護服の着心地を試していただき、そして、この防護服がないと安心して外に出られないお友達がいること知ってもらうためです。
参加して良かったとのお声を沢山いただきました。
紫外線については学校で習わないので、貴重な機会だったのではないでしょうか?
紫外線は、人や植物や動物にとって必要な光でもあり、強すぎるためにダメージを与えるものでもあります。
知ることで、自分たちの健やかな肌を上手に守る方法を知るきっかけになればと思い講座を行っています。
もし学校やPTAなど、人の集まる機会に講座をご希望されるときはこちらをご覧ください。
遠方の場合は交通費だけご負担いただきましたら、講座自体は無料で全国どこへでも飛んでいきます。