日光過敏症ってどんな病気?
紫外線に当たれない病気の一つ“日光過敏症”はどのような病気なのでしょう
エポカルはUVカット製品のみを扱うブランドです。
健やかなお肌を守るための製品がたくさんありますが、お客様の中には、日光に当たれない方も少なくありません。
特に最近多いお問い合わせは、男性の紫外線アレルギーや日光過敏症のお客様。
今まで、紫外線なんて意識せずに過ごしてこられた方が突然発症することも多いのです。
【目次】
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3人目を出産後、体質が変わった!?(スタッフ井関の場合)
実はエポカルスタッフの中にも、日光に当たると真っ赤になるスタッフがいます。
子どもの頃から毎年キャンプに行き、夏は海で泳ぎ、中学はテニス部で毎日炎天下の生活でした。
春のあるお天気の良い日。生まれて半年の3人目を抱っこして、上の子供達と公園で一日過ごしました。
お弁当も食べ、午後になってしばらくすると、急に顔や手が痒くてたまらなくなりました。
トイレで鏡を見てびっくり!!!
痒みを伴う赤みや浮腫みで腫れた自分の顔があったのです。
これが、日光過敏症の発症の日でした。
その後も、日差しに長時間当たると同じような症状が出るのですが、特に春先が一番強く症状が出ます。
原因が光によるものだとはっきりわかったのは、衣類で守られているところと、そうでないところにくっきりと線ができ、出ていたところが真っ赤になっていたからです。
夜になると落ち着き、翌日にはすっかり忘れて3人を連れて走り回っていたので、診察を受けることもしませんでした。
ただ、同じように日差しの強い日に外で子どもたちと遊んですると、やはり痒みを伴う赤みや浮腫みが起こります。
花粉症もそうですが、アレルギーはある日突然引き金を引いてしまいます。
私の日光過敏症も、3人目を産んで、強い日差しを浴びた日に突然始まりました。
日光過敏症(日光アレルギー)とは?
一言で日光過敏症(日光アレルギー)と言っても、実は様々な種類があります。色々調べていくと下記のことがわかりました。
● 日光過敏症は、一つの病気ではなく、光線に当たることによって発生する皮膚疾患の総称で、光線過敏症ともいいます.
● 日光過敏症にはいろいろな原因があり、症状の出方にも赤くなるもの、かゆいブツブツや水ぶくれができるもの、蕁麻疹が出るものなどさまざまなタイプがあります。
● 一般的な日焼けとは、原因やメカニズムが違います。いわゆる日焼けは、日光に含まれる有害な紫外線(目に見えない光線)によって、肌がやけどをしたような状態になることで、真夏に多く、誰にでも起こり得るものです。一方、日光過敏症は、特定のアレルギーや体質、薬剤の影響などの背景を持つ人が、日光に当たって発症します。紫外線だけでなく、可視光線(目に見える光)によっても起きることもあり、夏以外でも発症する可能性があります。
日光過敏症は、健康体の人では問題が生じない程度の日光に過剰に反応して皮膚に炎症が起きている状態です。
一つの病気ではなく、光線に当たることによって発生する皮膚疾患の総称で、光線過敏症ともいいます。
症状としては、顔、耳、手の甲、鎖骨付近など日光を浴びやすい部位に発疹や痒み、痛みなどの皮膚症状がみられます。
直射日光を受けることがない臀部や腹部などには症状は出ません。
いずれにしても、日焼けにしてはひどいと感じたり、痒みを伴う赤みや浮腫みが見られた時は、すぐに状態を写真におさめ、皮膚科を受診されることをお勧めします。
光線過敏症の原因
日光過敏症にはいろいろな原因があり、症状の出方にも赤くなるもの、かゆいブツブツや水ぶくれができるもの、蕁麻疹が出るものなどさまざまなタイプがあります。
一般的な日焼けとは、日光に含まれる有害な紫外線によって、肌がやけどをしたような状態になることで、真夏に多く、誰にでも起こり得るものです。
一方、日光過敏症は、特定のアレルギーや体質、薬剤の影響などの背景を持つ人が、日光に当たって発症します。紫外線だけでなく、可視光線(目に見える光)によっても起きることもあり、夏以外でも発症する可能性があります。通常では問題ないような量の光(日光など)で、浴びた部位の皮膚が異常な反応を起こす状態です。具体的には光を浴びた皮膚に水ぶくれができたり赤く腫れ上がったりします。
■病気のタイプは大きく内因性(遺伝性、代謝性など)と外因性(薬剤性など)に大きく分けられるます
【内因性】(遺伝性、代謝性など)
色素性乾皮症 / ポルフィリン症 / 日光じんましん / 多形日光疹 / 慢性光線性皮膚炎 / 全身性エリテマトーデス / 皮膚筋炎 など
*それぞれの病気につきましては、医療関係のサイトでご確認ください。
【外因性】
光接触皮膚炎
光に反応する物質が皮膚につくことで、その部分が異常な反応が起こる
原因として痛み止めのシップ剤や軟膏(NSAIDsなど)、化粧品、植物など
薬剤性光線過敏症
薬剤を内服や点滴などで使用した際の副作用
NSAIDs、抗菌薬(ニューキノロン系、サルファ剤)、利尿薬(サイアザイド系)、抗精神病薬(フェノチアジン系)などが原因になりやすい
光線過敏症 – 基礎知識(症状・原因・治療など) | MEDLEY(メドレー)より
*外因性の薬やシップ等の原因となるものを服用、または使用した時は、しばらく紫外線にあたらないようしっかり紫外線対策を行いましょう。
光線過敏症の対策
基本的には原因の物質を避けたり取り除くこと、日焼けをしないことが大切です。
効率的な紫外線対策の方法をを子どものための紫外線対策協会が提唱しています。
1.UVの強い時間の外出を避けよう
2.日陰を利用しよう
3.UVクリームの有効利用をしよう
4.帽子を被る習慣をつけよう
5.UVカット対応のウエアを活用しよう
安易にUVクリームに頼りがちな紫外線対策ですが、5種類の中のいくつかの方法を組み合わせることで、お肌にも環境にも優しい紫外線対策を行うことができます。ウエアなどで守れないところに併用することをお勧めします。
また、UVクリームを使う時は、日光過敏症の場合、紫外線のA波に反応する場合はPAの+の数の多いものを選び、一方B波を裂けたい時はSPFの数値の高いものを選ぶことが大切です。気を付けなくてはいけないことは、UVクリームは、汗やこすれで取れてしまいますので、塗り直しをすることがとても大切です。
エポカルの家族でうるおいUVケアミルクは、保湿効果のあるお肌に優しいUVクリームです。小さなお子様もお使いいただけます。
おすすめのエポカル製品
エポカルはUVカット製品専門のブランドです。
本気で紫外線からお肌を守りたい方向けの製品、紫外線対策をしたいが着心地も重視したい、パーツ別に守りたいなど、使用目的によって選ぶことのできる製品展開です。
◆完璧に守りたい方向け製品
お顔を守りたい!そんな時は、UVカットマスクとUVカットフェイスガードがおすすめ。
一般に売られているものに比べて大きく作られていること、UVカット素材で作られていることが安心感につながります。
特にフェイスシールドは、透明という視界を確保できるのにUVカット率99.7%を実現。
色素性乾皮症の方向けのファン付UV防護服にも使われた素材です。
これにつばの長いハットを組み合わせれば、首から上はかなりしっかり守れます。
ボディはハイネックのインナーとアウターの組み合わせや、パーフェクトアウターをお勧めします。
特にパーフェクトシリーズはUVカット率99%以上の特殊素材でできており、守りに徹した素材とデザインのシリーズです。
◆暑さ対策も一緒にしたい方向け製品
エポカルでは、暑い夏に紫外線対策が必要ということで、許す限りの暑さ対策機能も付けた製品があります。
例えば、アトピーの様に他の症状を和らげるために通気性が必要な方もいらっしゃいます。
紫外線対策と通気性の二つの機能を兼ね備えた製品、それがメッシュシリーズです。
サンブロックは、日焼けしづらい腕の内側や脇がメッシュになっており、通気性が確保されたデザイン、ブレッサブルは、腕の内側や脇に加え背中全体がメッシュになっており、あまり強くは紫外線対策を意識されない方向けの製品です。
お帽子も、頭の熱を放出したり、風を取り込むためのメッシュの入ったシリーズや、頭を冷やす保冷剤を入れられるメッシュハットもあります。
暑いから肌を露出するより、少しメッシュを入れて日焼けしやすいところをしっかり守るデザインは、多くの方にご愛用いただいております。
◆安心素材の理由
エポカルの製品がなぜ日光過敏症の方の支持を得ているのか?その理由は、デザインだけではなく素材にもあります。
UVカット素材と一言で言っても、いくつか種類があります。
例えば、
・整品が出来上がってからUVカット機能のある薬品を吹き付けたもの
・布の時点で、UVカット機能のある薬品を吹き付けて作られたもの
・繊維の段階で、UVカット機能のあるものを練り込んだもの
エポカルでは、3つ目の繊維の段階で練り込んだもののみを使用しています。上の二つは洗濯をすることでUVカット機能が落ちて行ってしまうのですが、エポカルが選んだ3つ目の素材はお洗濯を繰り返しても効果は落ちません。
ただ、この3つを消費者が見分けることは難しく、製品に記載されない限り判断することは出来ません。事実、日光過敏症の私は、だんだんと機能が落ちていったことが、使用しているうちにわかりました。UVカットウエアなのに着ていて痒くなるのです。
また、エポカルの素材は外部機関に検査の依頼しており、全ての製品がUVカット率91%以上という基準を満たしています。
それぞれの製品の販売ページには、布1枚のUVカット率が記載されているので、それらを参考に選ぶことができます。
もしかして?と思ったら皮膚科を受診しましょう
特に小さなお子様の場合、様々な病気も考えられます。
ちょっとひどいなぁと思った時は早めに皮膚科を受診しましょう。
その時に、日焼けしてどのくらいで発症したのか?いつまで続いたのか?どの部分に症状が出たのか?をメモし、さらに日焼けした皮膚の様子がわかる写真を持っていくと正確な診断がしやすいそうです。
紫外線の症状は時間がたつと消えてしまいます。その前に記録をつけておきましょう。
アレルギーだけではなく、紫外線でおこる皮膚老化等に対しても予防がとても大切です。
日頃から、5か条を上手に活用して健やかなお肌を守ってください。
スタッフ
井関典子
参考サイト
株式会社ピーカブー
井関典子