軽く、世界最高水準のUV遮蔽率の帽子が作りたい

紫外線対策と熱中症対策が同時にできる完全遮蔽UVカット帽子を作るには・・・

完全遮蔽UVカット帽子

この帽子を作るきっかけ

この帽子の素材は、UV遮蔽率99.99%。
色素性乾皮症という紫外線に全く当たる事が出来ない子供たちのために作ったUV防護服の素材を使用しています。

光線過敏症・エリテマトーデス・日光アレルギーなど紫外線に当たる事が出来ない人は実はたくさんいます。
そんな人たちが、「黒づくめにならないように」したいと思ったのがきっかけ。

もちろん、「黒」というのは、光を吸収するのでUVカット効果は高くなりますが、エポカルがすべての製品に使用している酸化チタン練り込みの繊維で比べると、0.1%くらいしか変わらないのです。

黒い帽子
黒いシャツ
サングラス
黒い傘
黒いパンツ
黒いマスク

気持ちまで暗くなりそうです💦

 

どんな色でもUVカット効果は安定して、91~99.99%(UV遮蔽率)

白くてもピンクでも黄色でも、UVカット素材を使用すれば洗ってもその効果が落ちることはありません。
破れたりするまではキープしますので、安心してください。

 

完全遮蔽効果をより効果的にしたいと考え

オーストラリアで、UPF50+のUVカット素材を使用(していると思われる)した製品が売っていました。

でも、それ・・・ビキニ!!!@@;
まったく意味ないじゃん✋とツッコミを入れました(日本語で)笑

要するに、UVカット素材を使用したって、機能性デザインが肌を守るためのものでなければまったく意味がないでしょう?ということです。

当然ですよね💦

 

このUVカット帽子は、

  • UVカット率99.99%
  • 被りやすい軽さ
  • つばの形がきちんとキープできること
  • 深くかぶれること(ここはとても重要)
  • 密閉率が高く防風素材でもあるので、暑いときに涼しくすることができる事

を目指しました。

 

超難しいのが、軽い×つばの形をキープです。

考えてみてください、軽い=薄いでしょう?いったいどうやってつばの形をキープるするのよ💦と自分突っ込み。

つばに固い芯を入れれば、当然重くなります。
そう、想像通りですよ!

なので、芯をやめたい・・・考えた挙句、
コードを入れることにしました。

約5mmの固い「紐=コード」です。

 

さらに、この帽子、暑いよ・・・と縫製会社に言われて、何とか涼しくしなくちゃ✋

ということで、保冷剤を入れられるポケットを天井に着けました。

この天井というのが、思い付きで・・・暑い日の通勤中、日向と日陰の温度の差を検査しながら歩いていたんですが
頭が痛くなってきたので、「熱中症かな?」と、頭の温度を測ってみたところ60度近く!!
これはいかん✋と、慌てて帽子をかぶったのですが、頭頂部を冷やせば(暑くならなければ)熱中症予防になるかも!
とこのポケットを付けることにしたのです。

 

軽く、薄く、UVカット率99.99%のUVカット帽子。
紫外線に当たる事が出来ない方にも、フェイスガードと一緒に合わせ技で使ってほしいと思っています。

 

 

株式会社ピーカブー
企画室 松成紀公子

 

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