色素性乾皮症(XP)の紫外線防護服について
暑いときでも外に出られ、 活動できるこ とはXPの方々にとってとても意味のある事
神戸大学名誉教授であり、アーツ銀座クリニック院長の市橋正光先生に
色素性乾皮症のためのファン付UV防護服へのアドバイスを頂戴しました。
以下、先生から頂いたメッセージです。
市橋正光先生のコメント
株式会社ピーカブー/EPOCHAL ブランドの作る「紫外線を浴びられない難病色素性乾皮症(XP)のための防護服」は、 今までにない工夫がなされた、 母目線のUV カットウエアと言えます。
紫外線を 99. 9%カットする素材を選び、 また 99.7%以上カットする柔らかく折り目の つかないビニ ルを使った視野の広いフ ー ド、 そして、 暑いときでも使えるようにと空調ー をするファンを取り付けたところは画期的です。
暑いときでも外に出られ、 活動できるこ とは彼らにとってとても意味のある事でしょう。
特許申請をするとのことですが、XPの子供たちだけでなく、可視光による日光過敏症や、 アレルギー 関連、 さらには、 広く日光の下で働く職業の(農業・漁業など)多くの人たちにも流用でき、 皮膚の健康と熱中症の対策をして健やかに働くことができるものにできるでしょう。
またそうしてほしいと考えます。
一般の人たちは、 手軽なサンスクリーン剤を使用する方も多いでしょう。
ただ、 今、 サ ンスクリーン剤にはたくさんのケミカルが入っていて、 どんどん使うことにより川や海に 流れ、 環境を汚す結果となっています。
将来的には、 こういったサンスクリ ーン剤に変わりUVカットウエアを使い環境に配慮する世の中がやってくるでしょう。
さらにいえば、 リサイクルできる素材などをぜひ検討し、 先取りして作っていってほしいと考えます。
オーストラリアは、 世界最先端の紫外線対策をしている国です。 ARPANSA の企業認証を取り検査を依頼していることは、 いいことですね。
オーストラリアの施策に注目し、 最先端の紫外線対策等にチャレンジされることを期待しています。
神戸大学名誉教授
アーツ銀座クリニック院長
市橋正光先生