難病SLE(全身性エリテマトーデス)の皆さまとの座談会を開催

紫外線対策の方法や生活の中での様々な悩み

株式会社ピアハーモニー様と合同で、難病SLE(全身性エリテマトーデス)の方々との座談会を開催しました。
この座談会で同じような悩みを持つ患者さんとの交流を生み、新しい知識や情報を得られることも大きな目的の一つです。
そして、暮らしに少しでも役立つ製品について一緒に考えました。

この度の座談会では、エリトマトーデスという疾患に罹患している患者さん8名(女性7名・男性1名)、

サポート団体株式会社ピアハーモニー取締役副社長 木下様、

そして紫外線対策ウエア専門ブランドエポカルの代表 松成紀公子とスタッフ(内1名がエリテマトーデス患者)も参加。

 

座談会の模様

座談会の模様

 

きっかけは、ピアハーモニーさんのサイトで、エポカルの製品を紹介していただき、実際のお使いになった

患者さんからのご感想をお聞かせいただいたことでした。

 

今回ご紹介いただいた「ビショップストール」/ご感想

・ストールにありがちな「ずり落ち」がない
・空気が通るから涼しい
・色んなパターンで使える
・接触冷感だから気持ちいい
・親指の穴あるので手の甲まで覆える
→炎天下でタンクトップ+ストール+帽子+サングラス+ヤケーヌで何度か試したのですが、

中タンクトップ着られたのでめちゃくちゃ涼しくて…なのに全然紫外線浴びた感じがない!

お散歩出たりする時も着ていて、タンクトップ+ストールの組み合わせでこの夏は乗り切れそうって思いました。

 

 

患者様の中には、発症(診断)から30年以上という方もいらっしゃり、いつ頃(何歳頃)発症したのか、

どのような症状があるのか、今回は特に「紫外線対策」の方法や生活の中での様々なお悩みなどについて発表し合い、

活発な意見交換が行われました。

 

●日焼けすると黒くなったまま(色素沈着)戻らない。

●皮膚硬化と黒ずみ。

●とても疲れやすく、体調が悪いと熱がでる。

●手や指が腫れて痛みがある(関節炎)。

●指先が冷え白くなる(レイノー現象)。

●手を動かすのが不自由になり、ファスナーは大丈夫だけどボタンは難しい。

●紫外線は禁忌だとお医者さんに言われた。

●妊娠したタイミングで発症した。

●出産がきっかけで発症した。

●公園やプール、子供が行きたいと言えば早朝や夕方に。家族で工夫しながら過ごした。

●帽子、長袖、サングラス、フェイスガードなどで黒ずくめで生活していた。

 (一般的に黒い色が紫外線を吸収するので良いと言われていたので)

等々。

 

全身性エリテマトーデス(SLE)について

 

SLEとは、英語でsystemic lupus erythematosusといい、その頭文字をとってSLEと略して呼ばれます。

systemicとは、全身のという意味で、この病気が全身のさまざまな場所、臓器に、多彩な症状を引き起こすということを指しています。

lupus erythematosusとは、皮膚に出来る発疹が、狼に噛まれた痕のような赤い紅斑であることから、

こう名付けられました(lupus、ループス:ラテン語で狼の意味)。発熱、 全身倦怠感 などの 炎症 を思わせる症状と、

関節、皮膚、そして腎臓、肺、中枢神経などの内臓のさまざまな症状が一度に、あるいは経過とともに起こってきます。

その原因は、今のところわかっていませんが、免疫の異常が病気の成り立ちに重要な役割を果たしています。

*難病情報センターより

全身性エリテマトーデス(SLE)

https://www.nanbyou.or.jp/entry/53

 

<座談会概要>

日時:2024年7月22日(月)11時半~15時

会場:和光理研インキュベーションプラザ 会議室

内容:エリテマトーデス患者さん達の意見交換など

 

<株式会社ピアハーモニー様について>

難病に向き合う患者、またはその家族が孤立感を感じることを変えたい。

各々の声が聞かれ、理解され、尊重され、繋がりと支援がある社会、「難病患者が孤立しない社会の実現」を目指して

いらっしゃいます。患者とそのご家族、支援者がご利用いただけるオンラインコミュニティを疾患別に運営、

日常生活の工夫・ 就労の話・便利グッズなど、知りたい情報を発信、講演もされています。

【URL】https://peer-harmony.com/

 

 

エポカルのUVカット製品(ウエアや帽子など)を実際にご試着いただきながら、素材感他や着用感などをお試しいただきました。

好みの肌ざわり、着用のし易さなど、ざまざまご意見を活かし、共に製品開発をすることが新たな目標となりました。

 

株式会社ピーカブー

佐藤一枝

 

紫外線対策の仕方は、紫外線対策5か条から2つチョイスして行いましょう!

紫外線対策5か条

子どものための紫外線対策協会では、紫外線対策5か条を提案しています。

日陰を利用しましょう

外出時間は、日差しの強い10時~14時を避けましょう

つばの広い帽子をかぶりましょう(大人は7㎝以上 子供は5㎝以上)

長袖のUVカットウェアを着用しましょう

衣類でカバーできない日焼けしやすい場所には、UVカットクリームを塗りましょう

 


 

株式会社ピーカブーは、紫外線対策用のUVカットウエアをオリジナルで作っています

着るだけでUVケアする安心なウェア:エポカル

紫外線対策をしっかり行いたい、日常的にUVから肌を守って健康な肌でいたい方々にエポカルブランドは愛されています。
  • 日光アレルギー
  • 光線過敏症
  • 白皮症
  • 白斑
  • 色素性乾皮症
  • 膠原病
  •  

など紫外線に当たれない病気の方もおられます。
全ての製品が「特殊な繊維」で作られたUVカットウエアや帽子をエポカルは作っています。

こだわりは、デザイン。
デザインは、機能性だと考え、有効な紫外線対策ができるように、また、心地よく過ごしていただくために暑い時季でも「木陰の心地よさ」を目指した製品づくりをしています。

全ての製品のUV遮蔽率を、外部の検査機関と、自社(理研インキュベーションプラザ)で検査し、91%以上のUVカット率の素材(布)を使い製品に採用します。
これらの素材は、洗濯を繰り返してもこのUVカット率は落ちることがなく破れるまでお使いいただけます。

安心して、外出ができるように、エポカルは皆様からのご感想やご意見を取り入れて、より健やかな生活ができるように製品の企画をしております。
紫外線対策は、予防医学。
ひどい日焼けをしてしまってからでは、身体に負担と害が残ります。

エポカルの予防医学的UVカットウエアをぜひお試しください。

 

色素性乾皮症のための完全遮蔽素材を使用したUV防護服は、株)空調服様との共同特許提出製品です。エポカルの公式オンラインショップでご購入いただけます。

色素性乾皮症のための完全遮蔽素材を使用したUV防護服は、株)空調服様との共同特許提出製品です。エポカルの公式オンラインショップでご購入いただけます。

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