花粉皮膚炎とは

花粉と皮膚炎、2月は最も肌トラブルが起こりやすい時！と皮膚科医

花粉皮膚炎は、文字通り花粉が皮膚に接触することによって起こる皮膚炎です。

通常、花粉が原因となるアレルギー症状はくしゃみ、鼻水、目のかゆみなどが一般的ですが、実は花粉が皮膚に接触することで皮膚トラブルが起こることもあります。

【花粉皮膚炎の特徴】

この症状は1940年代から報告されており、「花粉皮膚炎」と呼ばれています。特徴的な点としては次のようなものがあります。
特定の花粉の季節だけ生じる: 例えば、スギやヒノキ花粉は2月から5月、11月から12月に、ブタクサ花粉は8月から10月に症状が出やすいです。
花粉がつきやすい場所に症状がでる: 目のまわりのむくみやほほ、露出しているフェイスライン付近に出やすいです。
左右対称にでやすい: 花粉のつきやすさは顔や手で左右同じであることから、左右対称にでやすいことが多いです（髪型などにより多少かわります）。

【花粉皮膚炎の症状】

花粉皮膚炎の症状には、肌の赤み、かゆみ、はれやむくみ、皮膚のカサカサや乾燥が含まれます。注意すべきは、花粉症のような鼻水や眼のかゆみがなくても、「花粉皮膚炎」として発症する可能性があることです。
花粉皮膚炎は花粉症と一部異なる発症機序で起こっているため、血液検査で花粉に反応しなかったからといって油断は禁物です。日本では、四季折々でさまざまな花粉が飛びますが、特にスギ花粉の飛散量は多く、皮膚への影響が出やすいと考えられています

【花粉皮膚炎の対策】

予防をしましょう！

長袖の「花粉が落ちやすい素材」を着る事
肌の露出をできるだけ減らすこと
干すつ効果の高いクリームなどを塗る事

カサカサのお肌の隙間から花粉が入らないようにすることや、こすらないことなども大切です。

【UVカット帽子とフェイスガード】

花粉がとどまりづらい(落ちやすい）ポリエステル素材(ニット素材は、凸凹があるため花粉がとどまりやすいのでお勧めできません）は完全遮蔽素材！要するにUVカット率はパーフェクトです！
帽子の下には、UVカット率99.7％以上のスゴイUVカット率のフェイスガード！サイズ調整も可能です。
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まとめ

花粉皮膚炎は、2～3月花粉などが肌に触れることで、肌の赤み、かゆみ、はれやむくみ、皮膚のカサカサや乾燥が同時に起こることもあります。
この季節は、急激に紫外線も強くなり、さらにこれらが悪化することがありますので、アトピーや皮膚の弱い方などは特に注意して、肌の露出を上手にカバーするものをチョイスしてください。
帽子や、フェイスガード、UVカットクリームを上手に使うと、紫外線対策も同時にできて、健やかな肌を守ることができます！

エポカル
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株式会社ピーカブー
松成紀公子