朝日新聞掲載 皮膚難病の子 守る服を

朝日新聞 掲載

皮膚難病の子 守服を

朝日新聞 2022年10月27日(木曜日)掲載記事 さいたまトーク

和光市の「ピーカブー」は、紫外線(UV)対策の商品を作る会社だ。
2021年にはファンで外気を取り込んで体を冷やす衣類の製造会社と協力し、日光を浴びることができない何行の子供向けの防護服も開発した。
社長の松成紀公子さんに、取り組みに掛ける思いや目標を聞いた。

 

「運動会に参加を」UV対策で実現

 

会社を立ち上げたきっかけは何ですか?

1歳だった息子がアトピー性皮膚炎と診断されたことがきっかけです。
意思から「日焼け対策をちゃんとするように」と言われました。
最初はどうすればいいのかよくわからず、いつでも陰になるように大きな多オイルをベビーカーに掛けて外出していました。

息子が歩けるようになると、肌を守れるように服を縫製していました。
そんな時UVカットの記事を手芸用品店で見つけました。
ウィンドブレーカーにすれば子どもを守れるかも、と思って記事を購入しようとしたら法人ではないことを理由に断られました。
それなら会社を創ってしまおうと、妊婦仲間と会社を立ち上げました。

 

防護服開発の経緯は?

UVを浴びることができない色素性乾皮症(XP)と呼ばれる難病があります。
18年に「患者の会」の総会に参加した際に聞いた「こどもが動けるうちに1回でも運動会に出してあげたい」という言葉が胸に残りました。

これまで何度も防護服を作りたいと考えましたが人命にかかわるもので、簡単には始められませんでした。
でも、「エポカル」というUV対策製品のブランドをやってきた自分がやるしかないと思いました。
精一杯やって、訴えられてつぶれるなら、それでもいいと覚悟が出来ました。

 

防護服は昨年完成したそうですね

UVを遮蔽する記事やビニール製のフィルムを見つけるのに、1年半かかりました。t陸実を始めてからは防護服の事ばかり考えていました。
暑い中でも大丈夫なようにファンを付け、快適に使ってもらえるようデザインも考えました。
完成した防護服は今年2月に連絡会を通じて患者さん22人に渡しました。

「子供が涼しく楽しく過ごせている」
「今まで難しかったことにチャレンジしていきたい」

と手紙をもらいました。

 

行政への働き掛けもされていますね

防護服は、3万3千円ほどで安くありませんが、患者はずっと使い続ける必要があります。
バンバン買い換えられる値段にしたいですが、素材や特殊な縫製技術が必要なことから難しいです。

購入に補助が出るようにできないか調べ、市町村で出せるものがあることを知りました。
知人を通じて、和光市議会で取り上げてもらえるようにお願いし、今年6月の議会でぎだいになり、しから「必要に応じて柔軟に対応する」という答弁がありました。
全国にも広げようと、いま、東京都に働きかけをしています。

 

今後の目標を

1つは、亡父区舟渡UV対策の服を着た子供たちをパリコレに連れて行き、ステージで歩かせてあげたい。
そして、それがきっかけで、防護服が「その服いいね」と言われる社会にしたいです。
小学校低学年の教科書にUV対策についてきさいもしたいし、コロナ禍で上手く進みませんが、
米航空宇宙局(NASA)と一緒に子どもの肌を守る商品を作りたいです。
1つでもかなえば、と思います。

 

(山田暢史 記者)

山田様と、松成

UV防護服 エポカル 株式会社ピーカブー

 

 

 

 

ご取材ありがとうございました!
とても楽しい取材でした(^^)/

 

UVからの防護 帽子 UVカット

実は、2023年に向けて、ファンなしでももっと簡単に顔を守ることができる製品開発も行っています!
来年の新作にもご期待ください。

光線過敏症、アトピー、痣、シミ、皮膚がん、難病などUV対策や肌のケアでお悩みの方のご希望に添えるものを少しずつ制作していきたいと思っています。

 

株式会社ピーカブー
松成紀公子

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