ケープ型防護服販売開始
色素性乾皮症(XP)のためのUV防護服の第2弾である、0~7歳のお子様用のUVケープを販売開始しました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000024589.html
紫外線対策ウエアブランドとして21年目に入った株式会社ピーカブーのブランド:エポカルは、
色素性乾皮症をはじめとする紫外線に当たる事が出来ない難病や、光線過敏症、痣や皮膚疾患などを持つお子さんのための
「ファン付き完全遮蔽UVカットケープ」を製作しました。
この特殊な製品には、日本だけでなく、世界中からもお問い合せをいただいています。
紫外線に当たる事が出来なく、不自由な生活をしている方のために、このUV防護服を知ってほしい。
当社 株式会社ピーカブー(和光市南 代表取締役 松成紀公子)は自社の
紫外線対策専門ブランド:エポカルを通じ、紫外線に当たれない人のための「UV防護服」の第2弾として、ケープ型のUV防護服を新たに発売し、同時にNO!UVmarkを提供します。
販売ページは、こちらからご覧ください
〇https://www.epochal.jp/view/category/ct188
【UV防護服とは/第1弾は小学生対象】
「紫外線」に全く当たる事が出来ない難病であるXP(色素性乾皮症)の小学生の子どもたち向けに、たった1枚で外出が可能になる完全遮蔽の紫外線を防御するウェアのことです。
完全遮蔽のUV素材と、透明でUVカット率99.7%以上のビニールのフェイスガード、そして空調ファンがついた世界でも珍しい製品です。(通常は、XPの患者のご家族が手作りしていることが多いと聞いています。)
第1弾として制作したかぶりタイプのUV防護服の目的は、保護者からの強い要望で、運動会に参加させてあげられること。紫外線を避け、安心して心地よく野外での活動ができるようにと、たった1枚で紫外線から肌と身体を守るUV防護服の小学生対象製品です(2022年)。現在は、小学生から大人の男性のサイズまで展開しております。
【第2弾のUV防護服ケープ型とは/0~7歳対象】
第2弾の今回の製品は、0~7歳の方向けのUV防護服として、ケープ型を開発。着る子供も、着せる保護者にとってもできる限り簡単に扱えるものを企画・開発。
0~2歳ごろにXPと診断された子供を持つ保護者が「どうやって完璧に近いUVケアをしたらいいのかわからない」と感じる事、また、少しでも早くより100%に近いUVケアをすれば将来の皮膚がんを防ぐことが出来ることから、幼い時季に使えるUV防護服の必要性を感じ、「ケープ型UV防護服」を企画・開発。
XP患者にとって幼い時のUVケアこそが必須と考えこの製品を製作しました。
〇製品ページは、こちらからご覧ください
https://www.epochal.jp/view/item/000000001644?category_page_id=ct188
【製品概要】
- 完全遮蔽素材でできています
- ファンが一つ背中についていてバッテリーで外気をフードの中に入れます
- 透明なUVカット率99.7%以上のフェイスガードがついていてファスナーで取り外しができます
- フェイスガードは、立体になっていて圧迫感がありません
- ポケットがついていますが、内側から手を出し、手袋の役割も果たします(UVカット率99%以上の素材を使用しています。
- サイズは、0~7歳くらいまでを想定していますが、小柄な女性まで着用可能です
- 国内だけでなく、海外への発送も行っております
- XP(色素性乾皮症)の方だけでなく、光線過敏症やアトピー、日焼けしたくない方にもお使いいただけます
- 価格:33,000円(バッテリー、ファンもセット)国内:送料無料配送。
https://www.epochal.jp/view/category/ct188
こちらのページで、ご購入いただけます。
ページには、日本語・英語・フランス語のページがございます。
海外への発送も地域が限定されますが、可能です。
【色素性乾皮症とは】
色素性乾皮症(Xeroderma Pigmentosum、XP)は、遺伝子の変異によって引き起こされる希少な遺伝性疾患です。XPの主な特徴は、太陽光による紫外線の感受性が非常に高く、これによって皮膚や目の組織が損傷を受けやすくなります。そのため、日光にさらされると、日焼け、皮膚がん、白内障などの症状が現れることがあります。
皮膚がんは、普通の人の2000倍もの確率で発症します。
XPを持つ人々は、日常生活での紫外線からの保護が極めて重要です。これには、日焼け止めクリーム等の使用、UVカット帽子やUVカットの長袖の衣服の着用、紫外線を遮断する特殊なガラスやフィルター・フィルムを使用することなどが含まれます。
〇難病情報センターより
https://www.nanbyou.or.jp/entry/112
〇全国色素性乾皮症(XP)連絡会
https://www.xp-japan.net/
【 NO!UVmarkを1製品に1つプレゼントして、知ってもらいたい 】
NO!UVmarkは、色素性乾皮症(XP)の子どもを持つ父親である阿部宏樹さんがデザインしたもので、紫外線に当たれない病気の子どもたちやその家族に理解と補助を求めるために作られました。
このマークは、患者さんとその家族が長く苦しんできた「見てすぐにわかるようにしたい」「XPだけではなく他の紫外線に当たれない方々にも使ってほしい」という思いから生まれました。
NO!UVmark(ノーユーブイマーク)は、パッと見てすぐに理解できるデザインで、色素性乾皮症の子どもを持つ父親である阿部宏樹さんが制作しました。
「紫外線に当たる事が出来ない人もいる」ということを知っていただくために、このUV防護服ケープタイプに、このNO!UV markを1つプレゼントしております。(阿部さんよりご提供)
このNO!UV markをご覧の際は、「紫外線に当たる事が出来ない」ということを理解してください。
【UV防護服はどなたでもご着用いただけます】
エポカルのUV防護服は、高いUVカット効果があるだけでなく、心地よさや快適さ、機能性デザインも追求した製品です。当社製品は、海外への発送も行っています。
モロッコや、フランス、イギリス、オーストラリア、アメリカ、中国、インドからもお問い合わせをいただいています。日本国内には約500名のXP患者の方々がおいでになりますが、エリテマトーデスや、薬剤光線過敏症など以下のような方々も、UVケアが必要です。以下は、紫外線対策が日常生活で必要な方々です。
・色素性乾皮症
・膠原病
・全身性エリテマトーデス(SLE)
・ポリフィリン症
・眼皮膚白皮症
・コケイン症候群
・混合結合組織病
・皮膚筋炎/多発性筋炎
・家族性良性慢性天疱瘡
・奇形症候群分野|Gorlin症候群(ゴーリン症候群)
・網膜色素変性症
・膿疱性乾癬(汎発型)
・光線過敏症
・日光蕁麻疹
・抗がん剤治療中
など
このような方々にもお使いいただき、少しでも日中のお出かけが楽に、自由になることを願っております。
【製品制作の裏側】
特にフェイスガードを立体にして、圧迫感を無くすことに1年以上かけて開発を繰り返しました。
視野を広くし、圧迫感を取り除き、空調ファンの風の流れでフェイスガードの呼気による曇りを防ぎます。
防護服の形状、フェイスガードの立体感、そして呼気による曇りを防ぐことなどを考慮し、出来る限り小さいファンを首の後ろから顔に向けて風を送り、首の下へ抜けていくように設計しました。
このデザインについては、神戸大学の皮膚科医師の皆様や、患者様、患者の会の方々、そして(株)空調服の製品企
画の方々にご協力とご指導をいただき、心から感謝しております。
【English】
We are pleased to announce the availability of UV protective clothing for children from 0 to 7 years old with xeroderma pigmentosum on the following pages.
https://www.epochal.jp/view/category/ct188
This UV protective clothing consists of a face guard made of fully shielded material and transparent vinyl with a UV protection rate of over 99%, as well as an air conditioning fan.
This single-piece cape-type UV protective clothing protects the skin from harmful UV rays while allowing the wearer to go outside in comfort.
The price is 33,000 Japanese yen (including the air conditioning fan).
Of course, anyone can purchase the product, including those with non-XP photosensitivity or atopy.
If you have any questions about this product, please contact us at
office@epochal-uv.com
【代理店・皮膚科での販売協力】
現在、UV防護服は、神戸大学医学部付属病院 皮膚科で一部サンプルがご覧いただけます。
色素性乾皮症など紫外線対策が必要な患者さんを診ておられる皮膚科の先生で、必要な際は
株式会社ピーカブーまでご連絡ください。(office@epochal-uv.com 担当:井関・佐藤)
また、国内・海外問わず、販売代理店様も募集しております。
【株式会社ピーカブーについて】
株式会社ピーカブーは、2002年4月、代表者の息子がアトピーと診断され
さらに皮膚科医に日焼け対策をするように指導され、UVカットクリームではなく
UVカットウエアを着せたいと考えたことから
「エポカル=画期的なという意味」のブランドがスタートします。
当時、「紫外線対策」という言葉もなく、たった1枚のパーカーから始まったエポカルブランドは、現在、UVカット帽子、UVカットアウター、UVカットインナー、UVカットスイムウエア、日本学校保健会推薦用品、UVカット制帽、UVカット制服など幅広い製品がそろい、UVカット防護服まで制作ができるようになりました。
【会社概要】
会社名:株式会社ピーカブー
https://epochal.co.jp/
所在地:〒351-0104 埼玉県和光市南2-3-13
和光理研インキュベーショプラザ305号室