太陽光って何だろう?
太陽光ってなんだろう?
太陽光とは太陽内部で作り出される光エネルギーで、日射として地球に届きます。日射は可視光・赤外光・紫外光の三種から成っており、それぞれが地球上の生物に様々な影響を及ぼしています。
可視光により植物は光合成をおこない動物は生体リズムを整えることができますし、赤外光により温熱を得ることができます。そして紫外光からは殺菌作用が得られる、というように、それぞれの光線が地球の生態系の維持に不可欠な作用を持っています。
しかし太陽光には、有益な面だけではなく負の影響もあることを知る必要があります。特に紫外光を形成する「紫外線」が人体に様々な影響を与えることは、注目すべき点であるでしょう。
紫外線
はUV-A,UV-B,UV-Cの3種の光線から成り、UV-Cはオゾン層に遮られ地上に届くのはUV-AとUV-Bです。UV-Bも多くはオゾン層に吸収されるため、地上に降り注ぐ量はオゾンの量に影響されます。紫外線は不可逆的な影響を皮膚に与えるだけでなく、長期の暴露により免疫系や遺伝情報に支障をきたすことがわかっています。
オゾン層の今とこれから
日本上空においても世界的に見ても、オゾン量は回復傾向にあります。これは国際的な取り組みの効果によるものです。
現時点では回復傾向にありますが、今後の予測はどうでしょうか。
気象庁によると『世界平均のオゾン層破壊の原因となる物質が1980年のレベルまで減少するのは21世紀半ば頃』であり『二酸化炭素やメタン、一酸化二窒素などの温室効果ガスがオゾン層の回復に及ぼす影響は大きくなる』と示されています。
オゾン層が回復すれば、紫外線量も減少すると思うかもしれません。
日本における紫外線量は、高度経済成長期の大気が汚染されていた時期を経ての比較となります。この時期、大気中に紫外線を遮る大気汚染物質がたくさんありました。
しかし今は様々な分野の発展とともに、大気汚染は解消されてきています。
このことにより、皮肉にもオゾン量が回復傾向にあっても、大気がクリーンになったことで私たちに降り注ぐ紫外線量は減少していないという結果をもたらしました。
2016年、アメリカではパリ協定からできるだけ離脱を行うための方策の検討作業を進めていることが明らかになりました。
このことが今後のCO2排出にどのような影響をもたらすのか、推移を注視する必要があります。
オゾン層は実に長い年月地球上の生態系を紫外線から守り、時には活用し、地球を育んできました。
オゾンの存在は、地球上で生活する上でなくてはならないものです。
私たちが生活する環境情勢を知り正しく理解することは、私たちが健康的に生存し続ける、ひとつのツールになり得ると考えます。
紫外線が人体に及ぼす影響
紫外線が人体に及ぼす影響は様々です。
太陽紫外線は人間がビタミンDを体内で作り出すためにも必要とされますが、過度な曝露は健康障害を引き起こすことが分かっています。
特に直接紫外線を浴びる皮膚や眼は影響をうけやすいとされています。
紫外線による健康障害は、急性障害と慢性障害に分けられます。
急性障害は夏によく見られる「日焼け」や、スキーなどのウインタースポーツのあとに発症する「雪目(電気性眼炎・表層角膜炎)」が挙げられます。
慢性障害は長きにわたって蓄積された紫外線のダメージが後年出現するもので、「光老化(しみ・しわなど)」「良性腫瘍」「皮膚がん」「白内障」「翼状片」などが挙げられます。
急性障害の「日焼け」ですが、日焼け(サンバーン)はDNA損傷反応なので、皮膚の代謝サイクルがまわり回復したように見えても、遺伝子はダメージを受けています。したがって慢性障害へ移行するものと考えられます。
このように、有用性だけでなく有害性も指摘される太陽紫外線ですが、その特性を正しく知ることで適切な対応手段を取ることができ、それが自分や家族の健康を守ることにも繋がります。
紫外線対策5か条と「予防医学」
予防医学とは、健康なうちに病気にならないように予防する生活習慣や行動のことをいいます。
健康診断、予防接種、介護予防教室、食事管理(食育)、8020運動、など広義における予防医学は多岐にわたります。
エポカルでは紫外線による弊害を知り、「肌を守る」「健康を守る」という思いで活動していますが、見据える先は成人後の「健やかな健康」です。
紫外線は肌トラブルの原因になるだけではなく、長期間の曝露で遺伝子や免疫機能にダメージを与えることが分かっています。
私たちが掲げている『紫外線対策5か条』では、紫外線対策は赤ちゃんからすることが大切であることを根底に、ベビー期から無理なく紫外線対策ができる方法をご紹介し、提唱しています。
私たちが生きていくうえで欠くことのできない太陽光ですが、一生のお付き合いの相手としてそのメリットやデメリットを知り、予測できる健康被害をできるだけ防ぐことができるように生活することが大切であると考えます。
エポカルの紫外線対策は「予防医学」の位置づけで考えられており、すべての世代において活用できる紫外線対策をご提案していきます。
株式会社ピーカブー
松成紀公子
紫外線対策の仕方は、紫外線対策5か条から2つチョイスして行いましょう!✨
紫外線対策5か条
子どものための紫外線対策協会では、紫外線対策5か条を提案しています。
- 日陰を利用しましょう
- 外出時間は、日差しの強い10時~14時を避けましょう
- つばの広い帽子をかぶりましょう(大人は7㎝以上 子供は5㎝以上)
- 長袖のUVカットウェアを着用しましょう
- 衣類でカバーできない日焼けしやすい場所には、UVカットクリームを塗りましょう
着るだけでUVケアする安心なウェア:エポカル
紫外線対策をしっかり行いたい、日常的にUVから肌を守って健康な肌でいたい方々にエポカルブランドは愛されています。
- 日光アレルギー
- 光線過敏症
- 白皮症
- 白斑
- 色素性乾皮症
- 膠原病
- 痣 など紫外線に当たれない病気の方もおられます。
全ての製品が「特殊な繊維」で作られたUVカットウエアや帽子をエポカルは作っています。
こだわりは、デザイン。
デザインは、機能性だと考え、有効な紫外線対策ができるように、また、心地よく過ごしていただくために暑い時季でも「木陰の心地よさ」を目指した製品づくりをしています。
全ての製品のUV遮蔽率を、外部の検査機関と、自社(理研インキュベーションプラザ)で検査し、91%以上のUVカット率の素材(布)を使い製品に採用します。
これらの素材は、洗濯を繰り返してもこのUVカット率は落ちることがなく、破れるまでお使いいただけます。
安心して、外出ができるように、エポカルは皆様からのご感想やご意見を取り入れて、より健やかな生活ができるように製品の企画をしております。
紫外線対策は、予防医学。
ひどい日焼けをしてしまってからでは、身体に負担と害が残ります。
エポカルの予防医学的UVカットウエアをぜひお試しください。