ビタミンDの上手な摂り方

上手にビタミンⅮを摂るために知っておきたいこと

ビタミンDは植物由来のビタミンD2動物由来のビタミンD3とがあり、いずれも微量・必須の栄養素です。

これらは肝臓において25位が水酸化され、25-OHビタミンD2および25-OHビタミンD3として貯えられた後、
一部が腎臓の尿細管で1位が水酸化された活性型ビタミンDとなり、生理活性を示します。

25-OHビタミンD2と25-OHビタミンD3はビタミンDの安定的な代謝産物として血中に存在し、
その総濃度はビタミンDの充足状態を反映することが知られています。

ビタミンDが欠乏することで、小児におけるくる病低カルシウム血症、成人における骨軟化症骨粗鬆症に併発する
骨軟化症が引き起こされます。

ビタミンDの欠乏による小児のくる病は重篤であり、25-OHビタミンDがビタミンD欠乏症の判定の指標として有効
であるとされています。

また、ビタミンDの欠乏は副甲状腺ホルモンの分泌亢進等により骨粗鬆症患者の骨折リスクを高めることが知られています。

「ビタミンD欠乏性くる病・低カルシウム血症の診断の手引き(日本小児内分泌学会)」においては、
25-OHビタミンD低値の目安となる値:20ng/mL以下(15ng/mL以下であればより確実)としています。

 

 

ビタミンD欠乏を評価する上で、25(OH)D濃度が20ng/mL未満の場合を欠乏症、20~30ng/mLは不足状態とすることで国内外の見解はほぼ一致している

※http://uwb01.bml.co.jp/kensa/search/detail/3304476 より

ビタミンD 栄養状態にはいくつかの指標がありますが、最近では⾎中25(OH)D 濃度に応じて、以下の分類が⼀般的になっています。
VD 充⾜:> 30 ng/mL、VD 不⾜:20-30 ng/mL、VD ⽋乏:10-20 ng/mL、VD 極度の⽋乏:< 10 ng/mL。

 

 

日本の妊婦のビタミンD栄養状態

https://www.juntendo.ac.jp/news/12531.html

2023.03.22 (WED)

質問票と紫外線観測データを用いた日本の妊婦のビタミンD栄養状態に与える要因の解明(順天堂大学)

妊婦さんのビタミンDについては注目したいですね!

 

日本人の食事摂取基準(2020)

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/000586553.pdf

 

日光によるビタミンDの生成

国立環境研究所
https://cir.nii.ac.jp/crid/1390289553401370496

ビタミンDは、血中のカルシウム及びリン酸濃度の維持及び骨密度の維持を司っているが、2000年代以降、最近の日本人の特に若年女性の間で深刻なビタミンD欠乏が問題となってきている。ビタミンDは通常の生活において、魚やキノコなどの食物から摂取するほかに、日光浴による太陽紫外線照射によって、肌で生成することが可能である。1日に必要なビタミンDを産生することのできる日光浴時間に関して、これまで各機関や学会等は大まかな目安を示すにとどまり、緯度や季節、時刻によって大きく異なる紫外線強度に対応した最適な日光照射時間の目安を示すことは必ずしもできていなかった。

同様に、皮膚に紅斑を生じさせる最少紅斑紫外線量(1 MED: Minimal Erythemal Dose) IEry (W/m2)に達する日光照射時間に
ついても計算で求めたところ、長そで(600 cm2の皮膚を露出)で日光浴をし、10 μgのビタミンDを生成するのに要する時間の
約3倍であることを突き止めた。

今回の計算によって求められたビタミンD生成量や日光照射時間、1 MEDに達する時間等の計算結果は、
「ビタミンD生成・紅斑紫外線量情報」というHPから、日本11か所において実際の紫外線観測データをもとに、
準リアルタイムで情報提供を行っている(https://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/index.html)

 

これらのデータを参考に、各季節各地点でふさわしい時間の日光浴を行うことが、健康な生活を送るうえで推奨される。

 

ビタミンD生成紫外線量や体内で生成されるビタミンD量を算出するシステム

地球環境研究センター

https://db.cger.nies.go.jp/dataset/uv_vitaminD/ja/index.html

 

1980年代半ばにオゾンホールが発見され、オゾン層破壊が顕在化しました。それにともなって、地上に降り注ぐ紫外線は、
一般的に有害であるという認識が広まってきています。

同じ紫外線が同時に、人類に必須のビタミンDを体内で生成するという良い事もあります。

国内各地で日光を照射したときに、どの程度の紫外線を浴びたらMED(最小紅斑)に到達するか、
または一定量のビタミンD量を体内で生成するにはどのくらいの時間、日光照射したらよいか、それぞれの季節、時刻にその目安を示す
システムです。

 

日本人のスキンタイプ(地球環境研究センターより)

 

UVインデックスの求め方

https://db.cger.nies.go.jp/gem/ja/uv/uv_index/outline/uvindex.html

CIE紫外線強度(単位:W/m2)を40倍して指標化したものをUVインデックスと呼んでいます。
詳しくは、上記ページをご覧ください。

 

 

 

株式会社ピーカブー
松成紀公子

 

 

 

 

 

 

 

 

紫外線対策、何したらいい?

紫外線対策5か条

子どものための紫外線対策協会では、紫外線対策5か条を提案しています。

  1. 日陰を利用しましょう
  2. 外出時間は、日差しの強い10時~14時を避けましょう
  3. つばの広い帽子をかぶりましょう(大人は7㎝以上 子供は5㎝以上)
  4. 長袖のUVカットウェアを着用しましょう
  5. 衣類でカバーできない日焼けしやすい場所には、UVカットクリームを塗りましょう

 


 

株式会社ピーカブーは、紫外線対策用のUVカットウエアをオリジナルで作っています

着るだけでUVケアする安心なウェア:エポカル

紫外線対策をしっかり行いたい、日常的にUVから肌を守って健康な肌でいたい方々にエポカルブランドは愛されています。
  • 日光アレルギー
  • 光線過敏症
  • 白皮症
  • 白斑
  • 色素性乾皮症
  • 膠原病
  •  など紫外線に当たれない病気の方もおられます。
    全ての製品が「特殊な繊維」で作られたUVカットウエアや帽子をエポカルは作っています。

こだわりは、デザイン。
デザインは、機能性だと考え、有効な紫外線対策ができるように、また、心地よく過ごしていただくために暑い時季でも「木陰の心地よさ」を目指した製品づくりをしています。

全ての製品のUV遮蔽率を、外部の検査機関と、自社(理研インキュベーションプラザ)で検査し、91%以上のUVカット率の素材(布)を使い製品に採用します。
これらの素材は、洗濯を繰り返してもこのUVカット率は落ちることがなく、破れるまでお使いいただけます。

安心して、外出ができるように、エポカルは皆様からのご感想やご意見を取り入れて、より健やかな生活ができるように製品の企画をしております。
紫外線対策は、予防医学。
ひどい日焼けをしてしまってからでは、身体に負担と害が残ります。

エポカルの予防医学的UVカットウエアをぜひお試しください。

 

色素性乾皮症のための完全遮蔽素材を使用したUV防護服は、株)空調服様との共同特許提出製品です。エポカルの公式オンラインショップでご購入いただけます。

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